子どもの学びのつながりをつくる教材の工夫 【理科の壺】


新しい単元の学習が始まり、子どもたちが意欲的に取り組んでいたけれど、学習が進むにつれて、気持ちが離れていってしまった…。そんな経験はありませんか?
教師から学習問題や実験方法を提示することは簡単で、教師は授業の見通しをもちやすくなりますが、一方で子どもたちは学びのつながりを見いだしにくくなってしまいます。
「先生に言われたからやってみよう…」「教科書に書いてあるからやってみよう…」ではなく、子どもたちが自ら「やってみたい!」「確かめてみたい!」と思えるような学びのつながりは、どのようにつくることができるのでしょうか。教材の工夫の視点から考えていきましょう。優秀な先生たちの、ツボをおさえた指導法や指導アイデア。今回はどのような“ツボ”が見られるでしょうか?
執筆/神奈川県公立小学校教諭・有泉翔太
連載監修/國學院大學人間開発学部教授・寺本貴啓