地図でじゃんけん対決 <ダウンロードOKワークシート>福山憲市の時短学習のススメ⑤
今回は、友達と地図や地図記号で対決して、世界地図や地図記号など、社会科に目を向けるワークです。「あ行から始まる国」や「地図記号」など、友達と対決しながらプリントにある、国や地図記号エリアを確保するというゲーム感覚満載。友達とじゃんけん対決やさいころ対決をしながら、社会科好きにつながります。
執筆・イラスト/福山憲市
元山口県教員、響師・響志の会主宰、教師歴38年。学び集団ふくの会・ミスを活かす子供たちを育てる研究会主宰。『作文指導のネタ事典』『自主学習システム&ノート作成法』(明治図書出版)など著書多数。
社会対決で地図などに目を向ける芽を伸ばす
前回の「漢字対決」に続いて、今回は「社会対決」です。
日本地図や世界地図を使用したプリントなどで、じゃんけんやさいころ勝負をします。
ルールはいたって簡単。じゃんけんなどで勝ったら、色を塗るだけです。
制限時間がきたら、塗った色の数が多いほうが勝ちです。
制限時間は、10分にしていることが多いです。
ちなみに、漢字対決と同じように、ここでも「感謝心」を大切にしています。
勝っても負けても「ありがとうございました」と笑顔で言うように、場づくりしています。
この社会対決でも、同じプリントを何度も使用できます。対戦相手が変わると、何度でも使えます。漢字対決と同じように、家に持って帰って、家族と社会対決を楽しむ子が続出します。
何度も同じプリントを行うので、自然と社会用語を覚えていきます。
社会用語が身に付いてくると社会科が好きになっていく子が増えていきます。
時間を見つけては、地図帳を開く子、友達と社会問題を出し合う子など、いろいろな学びの芽が伸びた姿を見ることができます。
プリントとして、世界編、日本編を用意するとよいでしょう。
・あ行から始まる国
・世界の海洋
・世界の首都
・日本の国立国定公園
・日本の山地山脈
・地図記号
など、いろいろな社会の学びの芽を出てくるように仕掛けましょう。
学びの芽が伸びると、自学ノートに、日々の日本や世界の情報を書いてくる子も増えます。
プリントは、以下より小学館ID(登録無料)でログインすると、ダウンロードできます。
構成/浅原孝子