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係活動と当番活動 Q&A

係活動と当番活動のねらいのひとつは「学級の役に立っている!」と思えるようにすること。つまり、自己有用感の高まりです。ここでは、どの子も自分の長所や特技を生かし、居場所をつくることができるような係活動や当番活動にするポイントを、Q&A形式で解説します。

執筆/東京都公立小学校教諭・吉井貴彦

子供がいきいきする係活動や当番活動
イラストAC

Q1 係と当番の違いって?

A このふたつの簡単な違いは次の通りです。

係と当番の違い

Q2 高学年で、どのように係活動、当番活動をするの?

A 学年の発達段階に応じて変化します。

高学年の活動優先事項は「学校学年→学級→自分」となることが多いです。委員会活動など、学校全体の活動が多くなり、中学年までのように休み時間に学級全員が集まることも難しくなります。入門期である1年生はひとり1役から始め、下の図のように学年が上がるにつれて自主性を伸ばす観点から当番的な活動は減り、創造的な活動が増えるのが理想です。ある5年生の学級では、当番は給食当番と掃除当番だけでした。

学年の発達段階に応じて変化する、当番的活動(当番)と創造的活動(係活動)

Q3 係活動を充実させるポイントは?

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