小1算数「のこりはいくつ ちがいはいくつ」指導アイデア(1/7時)《のこりはなんびきになりますか》

執筆/神奈川県公立小学校主幹教諭・八田安史
編集委員/文部科学省教科調査官・笠井健一、島根県立大学教授・斎藤一弥

本時のねらいと評価規準

(本時1/7時 のこりはいくつ)

ねらい
求残の場合についての、減法の意味と式の表し方。

評価規準
減法の場面で半具体物を用いて、答えの求め方を考えようとしている。

話し合う先生と子ども

もんだい
のこりはなんびきになりますか。

5匹の金魚

5匹の内2匹の金魚が網に入っている様子

水槽に金魚が泳いでいますね。金魚は全部で何匹いますか。

5匹です。

5匹がこの水槽だと狭いですね。

何匹か別の水槽に移せばいいと思います。

何匹移しますか。

1匹だとさびしいから2匹。

そうですね。では2匹移します。

学習のねらい 

のこりはなんびきか、おはなしにあわせてブロックをうごかそう。

見通し

「あわせていくつ」のときと同じように、ブロックを金魚の上に置いてみよう。【方法の見通し】

置いたブロックを水槽から取り出せばよさそうだよ。【方法の見通し】

自力解決

A つまずいている子
「のこり」がどこか分からないでいる。

B 素朴に解いている子
絵を見て、3匹数えている。

C ねらい通りに解いている子
ブロックを使って5から2を取っている。

学び合いの計画

イラスト/松島りつこ・横井智美

『教育技術 小一小二』2020年6月号より

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