短時間でも取り組める 「ドリル形式」のプログラミング学習教材活用事例【PR】
2020年度から必修化した小学校のプログラミング教育。新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの学校で臨時休校や分散登校などが実施されたこともあり、取り組めていない現場もあるのではないでしょうか。そこで今回は、短い時間でもプログラミングの学習ができる【e-Craft シリーズ】「embot(エムボット)プログラミング体験ドリル」を使用した東京都杉並区立天沼小学校での取り組みをご紹介します。今年度、プログラミング教育をどう実施したらよいか悩んでいる…という先生方、必見です!
【embotプログラミング体験ドリル】を使ってみよう!プレゼントキャンペーン実施中! くわしい情報は、このページの最後に出ています。
■応募期間:2020/10/31まで(終了しました)
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目次
たった15分でも効果的にプログラミングに取り組める
ドリルの設問に従ってプログラミング
天沼小学校でのプログラミング学習は、これまでグループ活動を主体とした学びを重視していました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止策により、密となるグループ活動は難しく、さらに休校の影響でプログラミング学習にかけられる時間自体も足りなくなってしまいました。
そのような理由もあり、5年2組の澤祐一郎先生は、「embotプログラミング体験ドリル」を採用したそうです。
本来なら4月から始まっていたロボットプログラミングの学習を、7月から15分間のスキマ時間を複数回活用することで進めています。
準備するものは、【e-Craft シリーズ】『embot(エムボット)』のアプリが入ったタブレットと印刷したドリル用紙です。まずは、ドリルの設問に従ってプログラミングを行い、何人かの児童が発表することでクラス全体で共有。
▼ embotプログラミング体験ドリル用紙(左)とアプリ(右)
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さらに、工夫した点や社会でどのように活用されているかなど、学びを振り返りました。15分という短い時間ですが、メリハリのある授業となっていました。
ドリルではアプリ上でembotくまロボットを疑似的に動かしますが、澤先生のクラスでは最後に子どもたちが作ったプログラミングで、教室に1台あるembot本体を動かしました。
▼ embot本体
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タブレットを操作すると「ほんとに動いた!」といった子どもの反応が見られました。このドリルを活用することで、短時間でも楽しくプログラミング学習に取り組んでいる様子が見られました。
embotプログラミング体験ドリルとは?
「embotプログラミング体験ドリル」は、無料でダウンロードしてプログラミング教育に活用できるドリル教材です。多くの教育現場で採用されているプログラミング教育用ロボット「embot」の無料アプリと一緒に使うことで、朝学習などの限られた時間でプログラミングの基礎が学べます。
「embotプログラミング体験ドリル」 の問題と解答は、こちらからアクセスして自由にダウンロードできます。
【ドリル内容】
①導入編 プログラミングってなぁに?
②準備編 アプリをインストールしてみよう
③基礎・ライト編 embotのライトを光らせよう
④基礎・モーター編 embotの手を動かしてみよう
⑤基礎・ブザー編 embotを鳴らしてみよう
※導入編には説明用の動画も用意されています。
【学習レポート】15分のスキマ時間で「ライト」のプログラミングを学習
▼澤先生の作成した指導案
「導入編」ではプログラミング教育の背景をおさえ、「準備編」でタブレットの操作について、「基礎編」ではそれぞれのプログラムの組み方を学びます。
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この15分間の学習で用いられたのは「基礎・ライト編」。4枚のプリントが配られると、すぐに問題に従い、アプリを使い始める児童が多く見られます。どの児童も、ビジュアルプログラミング自体には慣れた様子で、 手つきも早い! 3分もしないうちに、次々と「先生できました」の声が上がります。
①ドリルの設問に従ってプログラミング(5分)

5分が経過し、先生が「できた人?」と問いかけると、3分の2ぐらいの児童が手を挙げます。ひとりの児童のembotアプリ画面を前に映しだして共有します。「ライトを点灯させる秒数を変化させると面白い」といった意見が上がります。
②学習したことを組み合わせて自由にプログラミング(5分)
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学習したことを組み合わせて自由にプログラミングに挑戦。考えた通りに動くかは、アプリ上のシュミレーターで何度でも確かめられるので、思い思いにプログラミングしていきます。この時点で、ほぼ全ての児童が課題をクリアしています。
③学習したことをドリルで振り返る(5分)
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工夫した点や考えた通りに動かなかった理由などを考えさせます。最後の課題「きみの周りでライトがついたり消えたりするするものは何かな?」では、「冷蔵庫のライト」「自動販売機のボタン」「街灯」など次々に声が上がっていました。
【授業者インタビュー】ロボットプログラミングでの学びが他の教科や総合学習へとつながる

授業実施後、授業者にお話を伺いました。
杉並区立天沼小学校主任教諭
澤祐一郎先生
何度でも試せるのがプログラミングの良さ
プログラミングの授業では、他の教科と比べると子どもたちの「これでいいですか?」という質問が少ないのが特長です。自分の考えた内容を何度でも試せるのがプログラミングの良さですから。
そのためにも、「失敗してもいいんだよ」と伝え、子どもたちのどんな回答や意見に対しても肯定的に話すようにしています。
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とくに、正解を求めすぎてしまう子は、これでいいのかな……と迷い続けて試さない傾向がありますから、「それでやってごらん」と声をかけるようにしています。
もちろん普段の授業でも、「間違ってもいい」とは言っていますが、算数などは正解を求める意識が強くなります。プログラミングの授業を通して、間違ってもいいから挑戦する意識を根付かせたいと考えています。
世の中にはプログラミングがあふれていることに気づく
子どもたちは4年生までスクラッチ(教育用プログラミングアプリ)で学んでいたので、慣れているほうだと思いますが、embotは「スクラッチよりもわかりやすかった」という感想が目立ちました。embotのアプリは日本語で統一されているから、といった理由かもしれません。
また、プログラミングの授業は、タブレットやパソコンの画面だけで完結しがちですが、今回の教材は紙のドリルである利点も大きいですね。今回の教材は、紙と画面を相互に参照しながら確認できるのが、子どもたちにとってはやりやすいようです。
ドリルの振り返りでは、どのように社会で使われているかを問われたことも大きいです。「普段暮らしている中でこういうものもプログラミングされていたんだという視点で見るようになった」という感想もありました。
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さらに、「スクラッチよりも動きが少ないので、やれることに制限があると思っていたけど、それは自分の考えに制限があるのであって、自分の発想やアイデアをもっと広げなければいけないと思った」という意見には感心させられました。
体験ドリルは世の中を見る視点を変えるきっかけも与えてくれる教材だと思います。
ロボットという形があることで興味が高まる
体験ドリルでは、アプリの中のembotを動かしていましたが、授業の最後に子どもたちが自由に作ったプログラムで、embot本体をクラスで1台動かしました。自分たちの組んだプログラミングで、実際にembot本体が動いたことに非常に興味を示していました。
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子どもたちからは「プログラミングってゲームだけじゃなかったんだ」という声も出てきました。スクラッチは画面上で動きを作るものですが、embotで実際にロボットが動くことを体験し、より実社会でのプログラミングの活用が想像できたのだと思います。
▼タブレットでembotを動かしたことに対する子どもたちの感想
二学期以降の”会社活動”にもドリルで得た知識を活用
二学期以降は、ドローンを含めてロボットプログラミングの教材で学習を進める予定です。総合の時間では、例年子どもたちが商品を考えて製造し、商店街で売る “会社活動” をしているのですが、その大部分は新型コロナウイルスの影響でできなくなりました。
そこで、ECサイトを作って販売することにしました。ホームページ作成などでは、プログラミングの学習で得たものが活かされるでしょう。その他の教科でも発展的につなげられたらなと思っています。
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『e-Craft シリーズ embot』"
教員向けサポートツールも充実した プログラミング教育ロボット
【e-Craft シリーズ】 embot(エムボット)スターターキット 価格:6,000円+税(希望小売価格)
身近な素材でのモノづくりと直感的なアプリでのプログラミングなので、初めてのプログラミング学習にピッタリ。A分類(学習指導要領に例示されている単元等で実施)はもちろん、図画工作、音楽などの授業事例も豊富です。
embot公式サイトの「お問い合わせページ」からお気軽にお問い合わせください。
【embotプログラミング体験ドリル】を使ってみよう!プレゼントキャンペーン実施中!
この記事をお読みいただきご応募いただいた方の中から抽選で10校に、下記の<embotプログラミング体験ドリルセット>をプレゼントさせていただきます。今年度のプログラミング授業の内容が決まっていない先生は、ぜひご応募ください。
- embotプログラミング体験ドリル(活用されるクラスの人数分 [1校につき上限100冊とさせていただきます] をカラー印刷・冊子にしてプレゼント)
- embotスターターキット 1セット ※要返却
- embotプログラミング体験ドリルの活用の仕方がわかるWEB研修動画を視聴できるURLをお知らせ
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※一番下のダンボールを組み立てるとくま型ロボットになります。※タブレットは含まれません。
■応募期間:9/15~10/31(終了しました)
■応募方法:下記応募フォームにアクセスいただき、必要事項を入力してご応募ください。
embotプログラミング体験ドリルキャンペーン応募フォーム
■当選発表:当選された方に、10/1以降順次ご連絡させていただきます(落選の方へのご連絡はいたしません、ご了承ください)。
※ご応募は、学校で授業を実施してくださる方に限らせていただきます。
※embotスターターキットは要返却とさせていただきます。
※応募はお1人様1回とさせていただきます。
※賞品のお届けは日本国内に限らせていただきます。
※賞品ご送付後、特定非営利活動法人みんなのコードから授業実施状況の確認や実施後のアンケート等を実施させていただく予定です。予めご了承ください。
■個人情報および特定個人情報の適正な取り扱いにについて
本キャンペーン企画は、特定非営利活動法人みんなのコードが実施いたします。取得した個人情報を下記の目的で利用いたします。
・ご応募いただいた商品・賞品をお届けするため
・関連するイベント・セミナーのご案内等をお届けするため
・広告主や提携企業などから受託した商品・サービス・イベントのご案内や商品、資料・アンケートなどを送付するため
・サービス向上・改善、広告の改良・開発のため
上記のほか、個人情報の取得時にご本人に通知または明示した利用目的がある場合は、その目的で利用いたします。
PR/【e-Craft シリーズ】『embot(エムボット)』
取材/「教育技術 小五小六」編集部