外国語授業で学級づくり ~アルファベットに親しもう~
外国語活動の授業の中で、アルファベットに慣れ親しむことができる活動を紹介します。活動を通して友達との仲が深まり、学級づくりの一環としても役立ちます。
執筆/大阪府公立小学校教諭・坂本翔
目次
形を視覚的に捉える、アルファベット
■ 書いたのなんだ?
先生や代表の子が前に立ち、手で大きくアルファベットを空書きし、子供たちはなんのアルファベットを書いているのかを当てます。
※書き順は気にしなくて大丈夫
■ かくして見つけて
先生がアルファベットの一部を隠して全員に提示し、子供たちはなんのアルファベットが隠れているのかを当てます。
※なんのアルファベットかがわかりにくい文字だと、より面白いでしょう
グループで推理ゲーム
■ 持っているのは、あなたです
1)3・4人のグループをつくり、アルファベットのカードを一人5枚持って始めます。残ったカードは表を向けて机の上に置きます。
2)手持ちのカードと机の上に置かれたカードから、他の人がどのアルファベットカードを持っているかを推理し、右隣の人に順に質問していきます。
3)当てられた人は、そのカードを机の上に出します。そして、また自分の右隣の人に質問をします。最後までカードが残っている人が勝ちです。
※慣れてきたら、習った単語を使っても面白いですね
■ どのアルファベットがお好き?
1)4・5人のグループをつくり、それぞれが好きなアルファベットを一つ決めます。
2)お互いの好きなアルファベットを推理して、質問し合います。
※質問できる回数をあらかじめ決めておきましょう
イラスト/伊神彰宏
『小三教育技術』2018年11月号より