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二学期のクラスを活性化する! 一年国語・算数・生活・音楽 楽しい授業アイデア

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宮城県公立小学校教諭

鈴木優太

子供たちの集中力が低下したり、学級が荒れが見られたりする二学期。学級を活性化させる小学一年生の授業アイデアを紹介します。一人1台端末を使ったユニークな実践も取り入れました。

執筆/宮城県公立小学校教諭・鈴木優太

【国語】カタカナならべかえクイズをつくろう

〈進め方〉
①教師がつくった例題に取り組む。
②人名でカタカナならべかえクイズをつくる。
③文章でカタカナならべかえクイズをつくり、解き合う。

子供たちの言語感覚が豊かになります。アナグラム(文字を並べ替えて全く別の意味にする言葉遊び)も可能ですが、並べ替えだけを扱うようにすることで、一年生でも取り組みやすくなります。

単語(例:スカイ⇒スイカ)でルールを確認します。人名は取り組みやすく、学級の人間関係づくりにもつながります。名前をからかうことへの予防的な指導もできます。

促音「ッ」や拗音「ャ」は大きい文字(例:オヨイウシニヘタオ⇒オオタニショウヘイ)で表すことを確認します。

二人分の名前(例:タスケズユウヨオウタガスキ⇒スズキユウタ&オガタヨウスケ)を合体して組み替えると難易度がアップします。

文章になると、「ハ」(haとwa)と「ヘ」(heとe)は、読み方が2種類ある(例:ハイレキシホ⇒ホシハキレイ)ため、ひっかけクイズをつくりやすいことを紹介します。

低学年がつまずきやすい助詞の「は」(wa)や「へ」(e)に気を付けて文章と向き合うようになります。

一人1台端末を用いることもおすすめです。手書き入力した文字を「カット&ペースト」機能で並び替えるのです。

カタカナならべかえクイズを出し合う子供たち

【算数】グループ対抗 たけのこ算

〈進め方〉
①班の4名が座っている場所で、担当する数字1、2、4、8を決める。
②この四つの数字をたし算すると、1〜15までのすべての数が答えとして出せることを確認する。
③教師が1〜15までの数を言い、その数になるように当てはまる数の子が立つ。

グループ対抗たけのこ算に取り組む子供たち

班の仲間で協力する楽しさを味わいながら、計算力が向上します。

3人班でもカード(一人だけ2枚)を持つ、または一人1台端末のホワイトボード機能で数字を表示すると分かりやすくなります。

※上條晴夫監修・蔵満逸司編著『やる気と集中力を持続させる算数の授業ミニネタ&コツ101』(学事出版)石川尚樹先生の実践

【生活】Jamboardでプロフィールカードをつくろう

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