11/24 オンライン講座「不登校30万人が突きつける『がっこうはじごく』 という問いかけ」(講師 : 堀静香・千葉孝司・藤原友和・長澤元子)のお知らせ
11月24日(日) 19:00~20:30 開催
「また何も伝わらないんだろうな、と半分諦めながら、教科書と授業ノートと閻魔帳を抱えて、教室を目指す」「生徒や教師を演じることは、安心できて、そしてとてもつまらない」「がっこうはじごく、がっこうはじごく、とぶつぶつつぶやきながら、今日もわたしは学校にいる」――――。
教員にとって胸をつかれるようなこうした言葉がつづられたエッセイ集『がっこうはじごく』(堀静香・著/百万年書房)。
今回は、中学国語科の非常勤講師にして歌人、エッセイストである堀 静香先生によるこの1冊を中心に、「児童・生徒にとって”じごく”ではない学校のあり方」について考えていきます。
不登校30万人時代の現場で日々子供たちと向き合う教員にとっても、今の学校はけっして「てんごく」とは言えません。
今回の90分で、参加者と共にこの状況を少しでも打開していくヒントを模索できればと考えています。
著者の堀先生のほか、ゲスト講師として不登校対応のスペシャリスト・千葉孝司先生、そして、1人1台端末や生成AIを駆使した子供主体の学びづくりのトップランナー、藤原友和先生と長澤元子先生にご登壇いただきます。
小・中・高の教員が揃う、「せんせいゼミナール」史上初の画期的縦割り講座。
2週間の見逃し配信付きで、当日ご都合が悪い方も安心してお申し込みいただけます。
【講師】
堀 静香 先生(私立中高一貫校講師)
千葉孝司 先生(元北海道公立中学校教諭)
長澤元子 先生(北海道公立高校教諭)
藤原友和 先生(北海道公立小学校教諭)
【対象】
全国の学校教諭、保護者、全ての教育関係者
【開催日時】
2024年11月24日(日)19:00~20:30(90分)
【参加費】
2,500円(税込)/おひとり
※2週間の見逃し配信付き。
※複数人で参加される場合も、参加される方おひとりずつ個別にお申し込みください。
【プログラム】(予定)
19:00~19:05
- 事務局ご挨拶・プログラム説明
19:05~19:55
- 座談会 堀静香先生×千葉孝司先生×長澤元子先生×藤原友和先生
『がっこうはじごく』をもとに、「じごく」ではない学校の形を考える
19:55~20:05
- 千葉孝司先生 ミニ講座
最低限これだけは知っておきたい 不登校対応のマインドセット
20:05~20:15
- 長澤元子先生 ミニ講座
生徒同士をつなぎ、授業が劇的に楽しくなる実践例 <高校編>
20:15~20:25
- 藤原友和先生 ミニ講座
児童同士をつなぎ、学校に来るのが楽しくなる実践例 <小学校編>
20:25~20:30
- エンディング
4名の講師より、本日の振り返りコメント
※スケジュールや内容につきましては、一部変更になる場合もありますのでご了承ください。
【講師プロフィール】
堀 静香(ほり・しずか)
1989年神奈川県生まれ。歌人、エッセイスト。「かばん」所属。中高国語科非常勤講師。上智大学文学部哲学科卒。著書に、エッセイ集『せいいっぱいの悪口』(百万年書房)、第一歌集『みじかい曲』(左右社)がある。
千葉孝司(ちば・こうじ)
1970年北海道生まれ。ちばTラボ代表。元公立中学校教諭。いじめ防止や不登校対応に関する啓発活動に取り組む。『マンガで解説 いじめと戦う!プロの対応術』(小学館)等、いじめ・不登校関連の著書多数。
長澤元子(ながさわ・もとこ)
1975年北海道後志管内岩内町生まれ函館育ち。白百合女子大学大学院文学研究科国語国文学専攻修士課程修了。 2009年出産を機に私立高校から北海道立高校に転職。現在 探究とリンクした国語のカリキュラムマネジメントを研究中。国語の新潮流(仮)主宰。
藤原友和(ふじわら・ともかず)
1977年北海道函館市生まれ。「ファシリテーション・グラフィック」を取り入れた実践研究に取り組む。教師力BRUSH-UPセミナー、函館市国語教育研究会、同道徳研究会所属。最近著に『オリジナル地域教材でつくる「本気!」の道徳授業』(小学館)がある。
「せんせいゼミナール」は、小学館がプロデュースする保育者と教師のための研修講座シリーズです。信頼できる専門家や力のある実践者を講師に迎え、先生方の悩みや学びたい気持ちに寄り添う講座をお届けしています。
【主催】
小学館 教育技術編集室
せんせいゼミナール