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学級レクを学習用にアレンジ! ”プリンを奪え”で楽しく授業!

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大阪府公立小学校教諭

松下隼司

早い者・獲った者勝ちの「プリンを奪え」は、子どもに大人気のゲームです。「プリンを奪え」を活用すれば、国算理社などの重要語句を、子どもたちは遊び感覚で楽しく覚えることができますよ。

劇団俳優を経て、公立小学校の教壇へ。得意のダンス指導で日本一になったり、絵本作家にチャレンジしたりと、精力的な毎日を過ごす松下隼司先生。その教育観の底には、子どもも指導者も毎日楽しく、笑顔でありたいという願いがあるそうです。そんな松下先生から、笑顔のおすそわけをしてもらうコーナーです。

指導/大阪府公立小学校教諭・松下隼司

1 「プリンを奪え」で、楽しく聞いて短く復唱                                

「プリンを奪え」のルール

  1. 隣同士の席の2人組で行う。
  2. 2人の机の間に消しゴムを1つ置く。
  3. 教師が「プリン」と言ったら、相手より先に消しゴムを獲る。
  4. 「おにぎり」「焼きそば」「カレー」などのフェイントを入れる。
    教師が「おにぎり」と言ったら、子どもは右手を挙げて「おー!」と言う。
    教師が「焼きそば」と言ったら、子どもは左手を挙げて「やー!」と言う。
    教師が「カレー」と言ったら、子どもは両手を挙げて「かー!」と言う。

動画(音声)では、こちらの解説が分かりやすいです(「プリンゲーム」という名前で紹介されています。出てくる食べ物の名前などは少し違いますが、同じ要領です)。

ルールは、子どもの様子に合わせて、1つずつ加えていくのがおすすめです。

例えば、教師が「プリン」と言っても、全く反応できない子どもがいれば、「おにぎり」や「焼きそば」のフェイントを入れません。

まず、「プリン」の言葉に反応できるようになるまで、

「ププププ……プルン!」
「ププププ……プルルン!」
「ププププ……プンプン!」
「ププププ……プーさん!」

と、まず「プリン」の言葉にしっかりと反応できるように、楽しくゲームを繰り返しましょう。

子どもの反応を見ながら、子どもファーストで楽しく少しずつルールを追加していくようにします。

手軽にできるこのゲームの利点としては、次のようなものがあります。

  1. 1試合が10秒以内なので、隙間時間でもできる。
  2. 消しゴムがあればすぐにできる。
  3. 早い者勝ち、獲った者勝ちで、子どもが熱中する。

そして、楽しいだけでなく、次のような効果もあります。

  1. 子どもが教師の言葉をよく聞くようになる。
  2. 子どもが教師の言葉を復唱する習慣がつく。
  3. 子ども同士が仲良くなるきっかけになる。

2 「プリンを奪え」をアレンジして楽しく重要語句を覚える

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