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小2算数「分けた大きさのあらわし方を考えよう」指導アイデア《3つに分けた1つ分のあらわし方を考える》

執筆/神奈川県公立小学校教諭・能登谷亮
編集委員/文部科学省教科調査官・笠井健一、島根県立大学教授・齊藤一弥

本時のねらいと評価規準(本時4/5時)

ねらい

1214 について考えたことを基にして、13 の意味について捉えることができる。

評価規準

2つの数量の関係に着目し、それらの大きさを倍や分数を使って表し、説明しようとしている。

もんだい
同じ大きさに3つに分けた1つ分のあらわし方を考えよう。

12個入りのチョコレートを同じ数ずつに分けると?

12個のチョコレートの 12 は、何個かな。

半分なので、6個になります。

14 だと、どうなりますか。

同じ数に分けるから、3個だ。

ほかの分け方もあるよ。

3つにも分けられるけど……。

3つに分けると、4個ずつになるね。

同じ大きさに2つに分けたら 12、4つに分けたら、14 だったから……。

3つに分けた1つ分だから、13 といっていいのかな。

1214 と同じように考えてよいのかな。

学習のねらい

「3分の1」とあらわしてよいわけを考えよう。

見通し

同じ大きさに分けることができれば、13 と言えるはず。

3つに分けたものを集めて、元の大きさに戻ればいいんじゃないかな。

自力解決の様子

A つまずいている子

チョコレートを4個ずつに分けることができない。


B 素朴に解いている子

4個ずつ、3つのまとまりに分けて「3分の1」と捉えている。


C ねらい通りに解いている子

元の大きさの 13 である4個の3倍が12個になると考えている。

学び合いの計画

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イラスト/松島りつこ、横井智美

『教育技術 小一小二』2022年2/3月号より

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