日本の反対側は本当にブラジルなのか!?【土作先生ミニネタ動画】

【知っているか知っていないかで大違い! ツッチー先生のミニネタコーナー】第3回
ツッチー先生こと土作彰先生が、地図帳を使って社会科の授業を楽しくする実践ネタを紹介します。お笑いギャグ等で言われるように「日本の反対側は本当にブラジルなのか?」を実際に地図帳を使って確かめるアクティビティです。学級の雰囲気を盛り上げつつ、地理への興味を引き出し、地図帳の活用とクリティカル・シンキングの実践につなげます。
目次
定番ギャグを検証! 地球の反対側にブラジルはあるのか!?
今回は、つまらない社会科が楽しくなる「地図帳ネタ」です!
子供たちに次のようなギャグを言います。
「ねぇ、みんな、よしもとの芸人さんのネタでこんなの知ってる?」
『ブラジルの人、聞こえますか〜〜!』(←下を向い叫ぶツッチー先生)
このネタ、皆さんも知っていますよね。
これはどういうことかというと、地面に向かって叫ぶことによって地球の反対側にあるブラジルの人たちに声が伝わるか?というギャグです。
そこで、
「本当に日本から見た地球の反対側にブラジルはあるのか?というのを、確かめたことがあるかい?」
と聞くと、子供たちは、
「あるんちゃうかな〜」とか「どうかな〜」と言います。
そこで、「確かめる方法、知ってる?」と聞くと、地球儀を持ってきたりするのですが、なかなか微妙でわかりにくいです。
ところが実は、答えはココに書いてあります!

答えはココに書いてある!!
「どこに書いてあるか知ってるかい? みなさんの机の上にある地図帳を出してみましょう!」と言って地図帳を出させます。
地図帳の北アメリカ大陸と南アメリカ大陸が載っているページがあります。このページには、必ず逆になった日本列島が記されています(帝国書院『楽しく学ぶ小学生の地図帳』参照)。

ここには、「地球の正反対側においた日本」と書いてあり、日本がこの位置にあるとわかります。
そして、よく見ると、ブラジルの陸の上ではなく大西洋の上にあるので、実は『ブラジルの人、聞こえますか〜〜!』というのは、通用しないんですね!
