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「暗記社会科」から「考える社会科」へ! 〜言説×議論でつくるこれからの社会科〜

これからの社会科では、社会的事象について「何を知っているか」だけでなく、「どのように社会を捉え、考え、判断するか」が重要になります。そのためには、社会で広く語られていることをそのまま受け入れるのではなく、「なぜそのように語られているのか」と問い直す学習が必要です。 そこで重要な役割を果たすのが「議論」です。異なる資料や立場、考えを持ち寄って議論することで、子どもは一つの見方だけでは気付かなかった社会の姿に出合い、自らの考えを捉え直すことができます。 本連載では、社会で当たり前のように語られている「もっともらしい言葉や考え方」を「言説」と捉え、それを議論によって問い直す社会科授業を提案します。目指すのは、ある言説を否定したり、一つの「正解」を決めたりすることではありません。「どのような意味では当てはまるのか」「どのような立場や条件では当てはまらないのか」と考えることを通して、子どもが社会の見方を広げ、根拠をもって自分なりに判断できるようになることです。

 

北海道教育大学附属釧路義務教育学校教諭

澤田康介

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