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国語と算数の授業中に使えるとっておきミニゲーム5つ

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宮城県公立小学校教諭

鈴木優太

小学生が45分間の授業をじっと座って聞いていられないのは当然。特に毎日行われる国語算数の授業中に子どもたちがダレてきたなと感じたり、落ち着かない時、集中力が切れてしまった時などには、臨機応変にミニゲームを取り入れて、教室のネガティブな空気をクリアリングしていきましょう!

①【授業全般】テンポよく進めたい時には『拍手じまい』

ねらい:手拍子後の余韻から「静か」を心地よくつくる

『拍手じまい』 イラスト/高橋正輝

1.授業中や活動中に、教師が「よ~~おっ!」とかけ声をかける。または、教師が〈チャチャッチャチャッチャ〉と、リズムよく手を叩く。
2.子どもたちが〈チャッ・チャッ・チャッ〉と3回手を叩く。
3.「静か」をつくる。

・「静かにしてください!」と注意することがなくなります。集団を動かす魔法のような「技術」ですが、〈チャッ・チャッ・チャッ〉後の「余韻」から「静か」な心地よさを十分に味わうことが、はじめは肝心です。
・年度はじめに学級のルールとすることで、普段の授業や活動を「テンポよく」進められるようになります。
・子どもたちがレクを進める時にも、使いこなしています。

②【国語】よく聞く空気をつくりたい時に『真実の口』

ねらい:話を「よく聞く」態度を育てる

『真実の口』
『真実の口』 イラスト/高橋正輝

1.ペアで、「真実の口役」と「逃げる役」を決める。
2.「真実の口役」は、「逃げる役」の手を包むように軽く握る。
3.教科書を目で追いながら、教師の範読を聞く。
4.教師はところどころで、わざと間違い読みをする。その瞬間に、「真実の口役」は「逃げる役」の手をつかむ。「逃げる役」はつかまれないように逃げる。
5.5回行ったら役割を交代し、つかまれた回数の少ない方が勝ち。

・教師や友達の話を「よく聞く」ことができるのが、よい学級への第一歩です。
・間違い読みやフェイント読みから子どもたちのエラーが誘発され、教室は温かな笑いに包まれます。とは言え、教師は間髪入れずに範読を続けることが大切です。なぜなら、高揚した雰囲気の中でも、教師の話を聞こうと切り替えられるようになるところに、「ねらい」があるからです。

③【国語】モゴモゴからハキハキ音読に!『タブレット正確音声入力ゲーム』

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