小6らくらくUnit 4「Summer Vacations in the World」①②【モトヨシ先生のスライドde外国語】

連載
モトヨシ先生のスライドde外国語(活動)~パワポで楽しくらくらくICT授業

パワーポイント教材を映すだけで授業を進められる「モトヨシ先生のスライドde外国語」。今回は、NEW HORIZON Elementary English Course 6 Unit 4「Summer Vacations in the World ~夏休みの思い出を紹介しよう~」第1時(was と is を使った英語のクイズに答えたり、クイズをタブレットで作成したりしよう)から第2時(was と is を使った英語のクイズを完成させ、本番に向けて練習をしよう)までの授業案です。本好利彰先生が作成したパワーポイント(スライド)教材1つで、外国語活動の授業をらくらくクオリティアップ!

執筆/福島県公立小学校教諭・本好利彰
監修/拓殖大学教授・居村啓子

スライドは学級の実態に合わせて修正して使いましょう

小学校6年生の「NEW HORIZON Elementary English Course 6」のUnit 4「Summer Vacations in the World ~夏休みの思い出を紹介しよう~」全8時の1~2時目の授業の流れです。本時も、私が作成したパワーポイント(スライド)を使った授業を紹介します。学級の実態に合わせて修正し、活用してください。

パワーポイント(スライド)を使った授業の進め方

この記事の最後で、パワーポイントのファイルをダウンロードできるようになっています。必要な教師の発話やイラスト、音源などを挿入してあり、この資料を使うことで1時間の授業を行うことができるように作成してあります。このスライドを活用して、クリックしながら授業を進めてみてください。
パワポダウンロードへボタン

  • クリックでスライドを進めるだけで、スムーズに授業を行えます。
  • デジタル教科書を使用する場合は、パワーポイントから切り替えてください。

目標と授業の流れ

単元のゴール
自分たちの夏休みについて紹介する文を書いて、みんなで伝え合おう。
○本時の目標(1~2時)
①wasとisを使った英語のクイズに答えたり、クイズをタブレットで作成したりしよう。
②wasとisを使った英語のクイズを完成させ、本番に向けて練習しよう。

単元の評価規準(クリックすると各領域の評価規準が表示されます)

【聞くこと】
●知識・技能
〈知識〉

I went to ~. I enjoyed ~. I ate ~. It was ~. およびその関連語句などについて理解している。
〈技能〉
世界と日本の夏休みの過ごし方などについて、聞き取る技能を身に付けている。
●思考・判断・表現
相手のことをよく知るために、世界と日本の夏休みの過ごし方などについて、短い話の概要を捉えている。
●主体的に学習に取り組む態度
相手のことをよく知るために、世界と日本の夏休みの過ごし方などについて、短い話の概要を捉えようとしている。
外国語の背景にある文化に対する理解を深めるために、海外の国について、短い話の概要を捉えようとしている。

【読むこと】
●知識・技能
〈知識〉
自分たちの夏休みの思い出を紹介することなどについて、簡単な語句や基本的な表現を理解している。
〈技能〉
自分たちの夏休みの思い出を紹介することなどについて書かれた英文を理解する技能を身に付けている。
●思考・判断・表現
自分のことを伝え、相手のことをよく知るために、自分たちの夏休みの思い出を紹介することなどについて書かれた簡単な語句や基本的な表現の意味が分かり、声に出して読んでいる。
●主体的に学習に取り組む態度
自分のことを伝え相手のことをよく知るために、自分たちの夏休みの思い出を紹介することなどについて書かれた簡単な語句や基本的な表現の意味を分かろうとし、声に出して読もうとしている。

【話すこと】
●知識・技能
〈知識〉

I went to ~. I enjoyed ~. I ate ~. It was ~. およびその関連語句などについて理解している。
〈技能〉
I went to ~. I enjoyed ~. I ate ~. It was ~. およびその関連語句などを用いて、お互いの考えや気持ちなどを伝え合う(話す)技能を身に付けている。
●思考・判断・表現
自分のことを伝え、相手のことをよく知るために、自分たちの夏休みの思い出を紹介することなどについて、簡単な語句や基本的な表現を用いて、お互いの考えや気持ちなどを伝え合っている(話している)。
●主体的に学習に取り組む態度
自分のことを伝え、相手のことをよく知るために、自分たちの夏休みの思い出を紹介することなどについて、簡単な語句や基本的な表現を用いて、お互いの考えや気持ちなどを伝え合おう(話そう)としている。
外国語の背景にある文化に対する理解を深めるために、日本の夏について、簡単な語句や基本的な表現を用いて、お互いの考えや気持ちなどを伝え合おう(話そう)としている。

【書くこと】
●知識・技能
〈知識〉

自分たちの夏休みの思い出を紹介することなどについて、英文の語順などを理解している。
〈技能〉
自分たちの夏休みの思い出を紹介することなどについて、例文を参考に書く技能を身に付けている。
●思考・判断・表現
自分のことを伝えたりするために、自分たちの夏休みの思い出を紹介することなどについて、例文を参考に書いている。
●主体的に学習に取り組む態度
自分のことを伝えたりするために、自分たちの夏休みの思い出を紹介することなどについて、例文を参考に書こうとしている。

○言語材料
(表現)
I went to ~. I enjoyed ~. I ate ~. It was ~. など
(語彙)したこと(went など)、食べ物(curry and rice など)、自然(desert など)、デザート(cake など)、味(bitter など)

本時(第1時~第2時)の流れ(例)

第1時

  1. 挨拶
  2. 単元のゴール、本時のめあての確認
  3. was/isクイズ
  4. was/isクイズを作成
  5. ふり返り

第2時

  1. 挨拶
  2. 単元のゴール、本時のめあての確認
  3. クイズ作成と練習
  4. ふり返り

各活動の流れ

第1時

①挨拶

元気に明るく挨拶をして、How are you? How’s the weather? などの質問を児童に聞いてみましょう。

②単元のゴール、本時のめあての確認

この単元は、学校によっては夏休み前に8時間のうちの前半を、夏休み後に8時間のうちの後半を行う場合があると思います。今回は夏休み前に4時間行うことを想定して作成してあります。そのため was/ is クイズを作成することを前半の活動として、自分たちの夏休みについては、夏休み後の後半に行うことをイメージして指導案を作成しました。もし単元をすべて夏休み後に行う場合は、夏休みについてのゴールを1時目に確認するとよいと思います。

パワーポイントは記事の最後でダウンロードできます

③was/isクイズ

wasとisを扱ったクイズを出し、児童に答えてもらいます。答えが何か思考しながらwas/isの意味を児童が理解していけるように指導していきましょう。以下のようなスライドを提示して、ワークシートに答えを記入していきます。大切なポイントは、音声→視覚情報の順で提示していくことです。

パワーポイントは記事の最後でダウンロードできます
ワークシートは記事の最後でダウンロードできます

I’ll give you three hints.
No.1 hint. It was black.
No.2 hint. It was a tadpole.
No.3 hint. It is green.
What is it?
Open your Picture Dictionary to page 12.
Write down the answer on your worksheet.
What is the answer? Raise your hand, please.

Frog?

That’s right. カエルのイラストと文字を確認しましょう。

パワーポイントは記事の最後でダウンロードできます

Let’s say it together. It was black.

It was black.

It was a tadpole.

It was a tadpole.

It is green.

It is green.

was/isクイズの2問目から5問目までは、同様の進め方で行ってください。

④was/isクイズを作成

パワーポイントで、児童に was/is クイズを作成させていきます。児童と対話しながら、パワーポイントの見せ方や、作成のルールについて確認していきましょう。

ルール1:英語と写真にシンプルなアニメーションを入れる。

スライドには、①アニメなし②アニメありの見せ方を比べられるようにしています。両方の見せ方を実際に見せて、児童に感じたことを発表させましょう。「英文を読んでからイラストを出したほうが、クイズとしてはおもしろいから、②のほうがいいです」など、理由を付けて意見を発言できる子がいると思います。

ルール2:was と is は色をつける

パワーポイントは記事の最後でダウンロードできます

本単元では、「自分たちの夏休みについて紹介する文を書いて、みんなで伝え合おう」がゴールとなっています。少しでも was、is を意識できるように、was、is に着目するための工夫をさせましょう。

ルール3:問題の出し方を考える。

It was a tadpole.のスライドを2番目にする問題の出し方
It was a tadpole.のスライドを最後にする問題の出し方

問題の出し方(スライドの順番)についても、クイズとしてどうしたらよいかを児童に考えさせましょう。順番を入れ替えた2通りのスライドを提示するなど、児童がより良い出し方を考えられるように指導していくことが大切です。

また、Picture Dictionary をヒントとして入れてもよいと思います。

パワーポイントは記事の最後でダウンロードできます

タブレットを使ってクイズを作っていくとすると、進み具合に個人差が出てきます。そのため、1問以上作成してもよいことも伝えましょう。

次時の前半でも、クイズの作成を行います。後半は、クイズが完成した児童同士で、英語を実際に読んで伝えられるか確認する時間となります。

パワーポイントのデータの保存先は、各学校や自治体によって変わってくると思います。学校でのルールに従って保存先を決めてください。

⑤ふり返り

単元のゴールを設定したら、Can-Doリストを作成してふり返りを行うとよいでしょう。本時のめあてから児童の感想などを全体で共有しましょう。


第2時

パワーポイントは記事の最後でダウンロードできます

クイズ作成と練習

前時から引き続き、wasとisを扱ったクイズをパワーポイントで作成させていきます。

クイズが完成した児童は、教師やALT、児童同士のペアで練習させましょう。


居村啓子

居村啓子(いむらけいこ)
拓殖大学外国語学部英米語学科教授。言語学博士。児童図書出版社、児童英語教育機関勤務、立教大学異文化コミュニケーション学部助教、上智大学言語教育研究センター嘱託講師を経て現職。2020年よりNHKラジオ「小学生の基礎英語」講師を務める。研究テーマは「子どもの第二言語習得」、「フレーゾロジー」。


本好利彰

本好利彰(もとよしとしあき)
福島県公立小学校教諭。福島県小学校・中学校・千葉県小学校教諭を歴任。また地区外国語教育推進リーダーを務める。2018年より拓殖大学外国語学部で「小学校英語教育入門」を担当。2021年東京書籍アドバイザー。 2023年より東京書籍の会員制教育情報サイト「東書Eネット」にて実践事例、指導技術などを連載中。


パワーポイント(スライド)ダウンロード

6年Unit4-1/2パワーポイント(48スライド)、ワークシート(1点)

構成/浅原孝子 イラスト/畠山きょうこ・やひろきよみ・横井智美  アニメーション/鶴岡信治 歌・チャンツ/本田有紀子

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