オンライン講座「個別最適な学びを実現する”見取り”の新技術」《全2回講座》(講師:中野裕己先生)参加申し込み受付中!

新潟大附属新潟小学校の中野裕己先生による授業技術セミナー、今回は教材×子どもの両軸から”見取り”の新技術を深めていきます
指導の個別化、学習の個性化が重視される今、これまでの「できているか/できていないか」という二極化した見取りから、「その子供らしい学び」を見取ることへの転換が求められています。子供が何をしたいのか、何をしているのか、それにどのような意味があるのか——そんな深い理解こそが、真の個別最適な学びを実現する鍵となります。
今回の連続オンラインセミナーでは、教師の”見る”という行為を根本から見直し、教材の見方と子どもの見方という2つの視点から、新しい見取りの技術を提案します。
講師は「授業は、子供と教材の相互作用」をモットーに、数々の研究会で指導的立場を務め、「みん教」でも記事連載中の中野裕己先生(新潟大学附属新潟小学校)。同校での実践や、全国での研究授業、教員研修の経験を基に、理論と実践を融合させた具体的な見取りの技術を紹介・提案いただきます。
さらに各回では、全国で活躍する実践者とのクロストークを通して、より深く実践的な学びを展開します。第1回は国語科実践者の髙橋達哉先生(東京学芸大学附属世田谷小学校教諭)をお迎えし、教材を見る目を磨きます。第2回は学校SNSの運用コンサルタントとして多くの教室で魅力的な子供の姿を的確に捉え映像化されている渡邊友紀子さんをお迎えし、子供の学びを見取る技術を深めます。
各回90分の濃密な学びでは、中野先生の実体験に基づく具体的な見取りの技術解説と、ゲストとの対話を通した多角的な実践検討をバランスよくお伝えします。さらに各回末には質疑応答の時間を設け、参加者の皆様の具体的な悩みにも時間の許す限り丁寧にお答えします。ともに学び、ともに成長する、そんな場を創り上げていきましょう。
2週間の見逃し配信付きですので、当日ご都合の悪い方も安心してお申し込みください。受講後も何度も繰り返しご覧いただけます。個別最適な学びの実現に悩む先生方はもちろん、すべての先生方のご参加を、心よりお待ち申し上げております!
(主催・運営:小学館教育編集室)
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https://kyoiku.sho.jp/collaborator/320596/
【イベント名称】
個別最適な学びを実現する”見取り”の新技術《全2回講座》
【対象】
全国の学校の先生方・教育関係者、子供の指導技術に関心のある全ての皆様
【開催日時】
第1回 10月18日(土)19:00~20:30
第2回 11月12日(水)19:00~20:30
【受講料】
2回セット受講料 5,000円(税込)/おひとり
※各回とも約2週間の見逃し動画配信あり
【講師紹介】

中野裕己(なかの・ゆうき)
新潟大学附属新潟小学校教諭。1986年新潟県生まれ。令和6年度より同校研究主任を務め,全体研究「独創力を発揮する子供」を立ち上げて,子供の個性を引き出す学校づくりを推進している。また国語科を中心に,学習者の見取り,複線型の授業構造の開発,教師の役割の明確化など,子供主体の授業づくりについて幅広く追究している。新しい国語実践研究会会長。子供の中の“教科”を見つめる授業研究会会長。ロイロ認定ティーチャー。著書に「対話型国語授業のつくりかた」「授業はタイミングが9割」「授業で育む国語の学び方」(いずれも明治図書出版出版社)がある。
X(旧Twitter):https://twitter.com/yuuuuki0430
新潟大学附属新潟小学校初等教育研究会HP:https://www.fuzoku-niigata.jp
【予定プログラム】
第1回:10月18日(土) 19:00~20:30
テーマ:教材を”見る”
ゲスト:髙橋達哉 先生
「その子供らしい学び」を見取るためには、教材の理解は欠かせません。子供の学びは教材との出会いによって生まれているため、教師の教材理解が不十分であれば、子供が何に関心をもち、何を解決したいと考え、どう追究しているのかを理解することは困難です。第1回では、国語科を中心とした教材の見方について、そのあり方を具体的に提案します。全国で活躍する国語科実践者の髙橋達哉教諭とのクロストークを通して、教材を見る目を深め、子供の学びを支える教材理解の技術を明日からの授業にすぐに活かせる形でお届けします。

髙橋達哉(たかはし・たつや)
東京学芸大学附属世田谷小学校教諭。1986年生まれ。山梨県公立小学校教諭、山梨大学教育学部附属小学校を経て現職。新しい国語実践研究会副会長。日本授業UD学会常任理事。著書『もしも発問の国語授業』(東洋館出版社)『発問大事典』(明治図書出版)など。
第2回:11月12日(水) 19:00~20:30
テーマ:子供を”見る”
ゲスト:渡邊友紀子さん
「その子供らしい学び」を見取るためには、子供の所作を理解することも欠かせません。子供の学びの状況は、記述や発話のみならず、細かな所作にも表れてきます。それらを適切に理解し支援することで、「その子供らしい学び」がより顕在化するのです。第2回では、授業中の子供の所作を適切に理解し支援することについて、そのあり方を具体的に提案します。学校のSNS運用に携わり、多くの教室で魅力的な子供の姿を的確に捉え映像化されている渡邊友紀子さんとのクロストークを通して、子供の学びを見取る新しい視点を、実践的な形で学んでいただきます。

渡邊友紀子(わたなべ・ゆきこ)
学校SNS運用コンサルタント/元公立小学校教諭。2015年に東京学芸大学卒業。小学校教諭を経て、私立校のInstagram運用代行や教育関係者のInstagram運用伴走をしている。著書『学校がしんどい先生たちへ それでも教員をあきらめたくない私の心を守る働き方』(KADOKAWA)『若い先生の心をふっと軽くする先輩の言葉』(明治図書出版)『教師の毎日がはかどる ゆきこ先生の1分だけ手帳術』(学陽書房)など。
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