宿題(しゅくだい)とは、なぜやるのですか?

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先生、しつもんです!【「Yahoo!きっず」と「みんなの教育技術」が一緒につくった子どもと先生をつなぐ場所】

小学生から先生への質問を募集した「先生、しつもんです!」。その質問と回答を紹介しているよ。

宿題をやりたくありません。そもそも宿題とは、なぜやるのですか?
(かわいくてごめん・4年生)#先生しつもんです! #その他

「やらされる」から「やってみる」へ

日本全国の多くの小学生が共感するしつもんだと思うよ。当たり前のように思われていることに対して、疑問(ぎもん)をもつことができる点に感心したよ。

そもそも、なぜ宿題があるんだろうね。家庭での学習習慣(しゅうかん)をつけさせるため。学んだことを復習(ふくしゅう)させるため。予習して授業(じゅぎょう)にのぞませるため……。つまり、学校での学習を身につけさせたいという先生方の善意(ぜんい)とも受け取れると思うよ。

一方、そこには学んでいる子どもの思いはあまり大切にされていないことにも気づいているのではないかな。宿題をやりたくないというのは、「やらされるもの」と感じているからだと思うんだ。そこでおすすめなのが、自主学習。自分でやりたいことを決めて学習ができるので、楽しく、かちある学習になると思うよ。

「やれでやるより、やるでやれ」という言葉があります。やらせられるから、やってみるへ。やりたい学習をすることで、今の自分に必要な学習も見えてくるから、宿題に向かう気持ちも前向きになっていくと思うよ。

(山形県公立小学校教諭・佐々木ささき嘉彦よしひこ 先生)

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