授業中、手を挙げたいけれど、勇気がありません

特集
先生、しつもんです!【「Yahoo!きっず」と「みんなの教育技術」が一緒につくった子どもと先生をつなぐ場所】

元山形県公立学校教頭

山田隆弘

小学生から先生への質問を募集した「先生、しつもんです!」。その質問と回答を紹介しているよ。

授業中、手を挙げたいけれど、手を挙げる勇気がありません。あと、当てられた時、はずかしくて自分の意見を言えません。どうすればよいでしょうか?(スカっち・5年生)#先生しつもんです! #授業のこと

この「裏技(うらわざ)ことば」を使ってみて!

スカっちさん、授業に真剣(しんけん)に取り組もうとする気持ちがあふれていて、すばらしいね!

当てられたとき、はずかしくなっちゃう気持ちはよく分かる! だから、とっておきの「裏技ことば」を教えるね。

「まちがっていると思いますが……」
「よくまとまっていないんですけど……」
「ちょっと考えただけですけど……」
と、最初に言ってみよう!

これで、けっこう気が楽になるよ。

学校では、いくらまちがえてもOK。正解を言うことより、ちょっとちがっていても自分で考えたことを堂々と発表することの方が、何倍も大切ことなんだよ。学校はそういう練習をする場所なんだ!

授業中は、ノートに自分の考えをメモしたり、心の中で「自分はこう思うな…」って考えていよう。そして、その自分の考えと発言した友だちの答えを比べる習慣がつくと、さらに良いね!

(元山形県公立学校教頭・山田ようだ隆弘たかひろ先生)

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