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【授業レポート】地域企業と連携した探究学習@芦屋市立潮見中学校|本気で調べる!認証コーヒーの実態とは?with UCCジャパン株式会社【PR】

連載
ベネッセ「企業コラボコンテンツ」特集【PR】
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兵庫県芦屋市の中学校で、「認証コーヒー」をテーマにした探究学習がスタート。サステナブルな未来を見据え、UCCジャパン株式会社が抱える“リアルな社会課題”に生徒たちが挑みました。認知を広げるSNS戦略や、スイーツとコーヒーを組み合わせた商品開発など、次々と新しい発想が生まれた今回の授業。地域企業とともに、学びを社会につなげていく探究の現場をご紹介します。

提供/ベネッセコーポレーション

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※2025年11月末リリース予定
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UCCジャパン株式会社が提供している認証コーヒーとは? 社会課題の解決に本気で挑戦!

今回の探究学習のテーマは「認証コーヒー」。サステナビリティや生産者支援などを目的に、第三者機関の基準を満たしたコーヒーを指します。「フェアトレード」「レインフォレスト・アライアンス」などが代表的ですが、認証マーク自体の認知が少なく、価値が顧客に浸透しづらいのが課題となっています。

芦屋市立潮見中学校の1年生は、UCCジャパン株式会社が直面するこの社会課題を題材に「どうすれば認証マークの認知を上げられるか」「どうすれば認証マークがついたコーヒーを買ってもらえるか」についてグループごとに探究。実際に企業の方を授業にお招きし、中間プレゼンを実施しました。各グループが本気で考え抜いた提案を発表し、貴重なフィードバックをいただきました。

認証コーヒーの認知を上げるために『TikTokアカウントの開設』を提案!

最初のグループは、若者世代への認知拡大を狙い「TikTokアカウントの開設」を提案。「UCCはSNSの中でTikTokアカウントだけ持っていない」「若者が認証コーヒーに触れる機会が少ない」という気づきから、SNSを通して認証コーヒーを“楽しみながら知ってもらう”仕掛けを考えました。生徒たちは実際にアカウントができたら発信したい自作のCMも披露。普通のコーヒーと認証コーヒーが対決し、最終的に認証コーヒーが勝利するというユーモアあふれる内容で、参観している先生方も笑顔に。アンケートデータや登録者数のリサーチなど、データに基づいた発表にも説得力がありました。企業担当者からは「若い世代の視点を活かしたSNS戦略はとても良いと思った」という声が寄せられました。

生徒たちが実際にまとめた資料の一部
自作のCMを披露している様子

認証コーヒーを買ってもらうために『魅力がわかるパッケージ提案とスイーツ×コーヒーの商品開発』!

次のグループは「どうすれば購入につながるか」という視点で、新たなパッケージデザインと商品開発を提案。生徒たちは「なぜ認証コーヒーが良いのか」をパッケージ上で伝えることが大切だと考え、自分たちでデザイン案を作成。実際の袋に手描きデザインした試作品まで準備しました。さらに、コーヒーとスイーツの相性をデータで調べ、認証コーヒーを使ったスイーツの販売によって「親しみやすさ」と「購買意欲の向上」を両立させる提案も行いました。中には、家で4時間かけてサンプルを作ってきた生徒もおり、発表には熱意があふれていました。

企業担当者からは「パッケージは企業でも課題としている領域。アンケート結果など“根拠”を示すとさらに良くなる」「スイーツとのコラボでは価格設定も意識できると説得力が増す」といった実践的なフィードバックが寄せられました。その後、生徒たちはすぐに「UCCのスイーツって大体いくらくらいですか?」など、担当者に質問を重ね、本プレゼンに向けてブラッシュアップを進める姿が見られました。

新商品のサンプルを企業担当者に見ていただいている様子
実際に生徒が作った商品サンプル
プレゼン後企業担当者に質問をしている生徒たちの様子

本プレゼンに向けた振り返り!ICTを活用して、学びを“つなぐ・深める”

中間発表後、生徒たちは他グループの発表を聞きながら振り返りカードを作成。小中学校向けタブレット学習用オールインワンソフト“ミライシード”の授業支援アプリ“オクリンクプラス”を活用し、「良かった点」や「次に改善したい点」を入力しました。自分のグループのカードだけでなく他グループの内容も確認できるため、お互いに得たフィードバックを瞬時に見える化して共有。ICTを活用して学びを深め合う姿が印象的でした。

次回の本プレゼンでは、こうしたフィードバックをどう活かしていくのか——。生徒たちのさらなる発表に期待が高まります。

生徒たちがオクリンクプラスに振り返りを入力・内容を確認している様子

【授業者 藤原 孝仁 先生より】

中学1年生で探究学習のレベルを上げることを目標に授業に取り組みました。生徒たちは企業課題である認証コーヒーの「認知度向上」や「買ってもらうために」をテーマに、課題を自ら見つけ、情報を整理し、分析や試行を重ねる探究サイクルを主体的に回しながら学びを深めてきました。中間報告会ではUCC様に提案を聞いていただき、大人同様の真摯なフィードバックをいただいたことで、学年代表教員のリーダーシップのもと、チームで協力し考え行動する楽しさを実感させることができたと感じています。今回の経験を活かして、さらに学びを広げていきたいと思います。

【UCCジャパン株式会社 山本様より】

今回の中間発表を聞いて、まず驚いたのが皆さんの熱意の高さです。学生ならではの提案もありつつも、しっかりとチームで協力して原因を考えたり、解決策を話し合ったりした過程を伺えて、とても良い学びになっているのではないかと感じました。皆さんの本気度が伝わり、フィードバックでは私も熱を込めて中学生だからというフィルター無しに企業目線で率直な意見をお伝えさせていただきました。 

最終プレゼンでは中間発表で聞いた内容がどのような仕上がりになっているのかお話を聞くのが楽しみです。 

【芦屋市 教育長より】

「学校だからこそ学べるものって何?」年度始めに全職員でこの対話からはじまりました。そこから教科の垣根を越え同僚性が構築されながら本実践につながっています。主体的な学び手を育てる授業づくりには「本物と出会うこと」「実社会とつながりがあること」「教師も正解を知らない」ことが大事であるという示唆を得ました。特に子どもたちの素直な声と企業の方々との応答に大変意義深いものと感じました。

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※2025年11月末リリース予定
https://bit.ly/4otUBjW


ベネッセの「企業・団体コラボコンテンツ」とは?

ベネッセコーポレーションの「企業・団体コラボコンテンツ」は、教科書で学ぶ内容と実社会の課題や仕事をつなげ、より子どもたちが”自分ごと”として捉え、探究できるようにしたい、という思いで生まれた事業です。ミライシードに寄せられた先生方のお声を元に、企業・団体の取り組み活動を教材化しております。

・授業案

・スライド教材

がセットになっており、先生方の指導計画に合わせて、1時間からでも自由に活用することができます。

▶企業・団体コラボコンテンツ専用サイト:

https://bit.ly/4oworEr

▶ミライシードとは:

https://bit.ly/4nH9BcY

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