契約、ルール、裁判…「法教育」をすぐ実践できる法務省制作の無料教材あります【PR】
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子供たちが安全に、そして責任ある社会の一員として成長していくために、法を理解し、正しく活用する能力はますます重要になっています。法務省では、先生方の負担を軽減しながら、子供たちが楽しく主体的に法を学べるよう、多様な無料教材と支援策を提供しています。この記事では、すぐに使える教材の紹介を通して、学校での法教育を充実させるためのヒントをご紹介します。
提供/法務省
目次
法務省の無料教材で始める、今どきの子供に必要な法教育
インターネット、SNS、スマートフォン……情報化が急速に進む現代社会において、子供たちは日々、様々な情報に触れ、多くの権利と義務の中で生活しています。著作権、個人情報保護、ネット上の誹謗中傷など、法に関わる問題は身近に潜んでおり、それらを正しく理解し、適切に行動する能力は、子供たちが安全に、そして責任ある社会の一員として成長するために不可欠です。
法律の専門家になるための教育ではなく、子供たちが法やルール、そしてそれらが基盤とする価値を理解し、社会の中で適切に判断・行動できる力を育むための教育、それが「法教育」です。でも「法教育」というと難解な法律用語や複雑な制度を思い浮かべ、小学校や中学校で扱うにはハードルが高いと感じる先生方もいらっしゃるかもしれません。
そこで法教育を推進している法務省では、小学校の先生方の負担を軽減しつつ、子供たちが楽しく、主体的に法を学べるよう、多様な無料教材と支援策を提供しています。
「ルールは誰のもの?」でルール作りの達人になろう!
小学校低学年から高学年まで、どの学年でも活用できるのが、法務省作成の冊子教材「ルールは誰のもの?」です。この冊子教材では、子供たちに身近な「ルール」をテーマに、法教育の第一歩を踏み出します。友達との喧嘩の解決方法や、約束を守る大切さといった身近な事例を通して、ルールと法の関係性を考え、多様な意見を調整しながら合意形成していく力を育みます。
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冊子教材には、友達とのけんかや約束など、子供たちがグループワークで取り組める活動例が掲載されています。自分たちでルールを作る経験を通して、ルールがあることの意義や、ルールを守る大切さを体感的に学ぶことができます。また、多様な意見を尊重し、合意形成を目指すプロセスを体験することで、コミュニケーション能力や社会性を育むことにも繋がります。
「18歳を迎える君へ」契約の大切さを漫画で楽しく学ぼう!
小学校高学年で学習する「契約」は、日常生活の中でも頻繁に登場する重要なテーマ。法務省作成のリーフレット「18歳を迎える君へ」は、18歳成人年齢の引き下げに伴い作成されたものですが、契約の基本を学ぶ教材として小学校でも効果的に活用できます。
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漫画仕立てのストーリーで、17歳と18歳で契約を取り消せる/できないケースを対比的に紹介することで、子供たちは登場人物に感情移入しながら、契約の重要性や成年年齢の意味を自然と理解することができます。また、契約自由の原則や消費者契約法など、関連する法律についても分かりやすく解説されています。契約とは何か、契約をするとどうなるのか、契約でトラブルが起きたらどうすればいいのか、といった、子供たちが社会で生きていく上で必要な知識を、楽しみながら学ぶことができます。
動画教材「もぎさい」で刑事裁判を模擬体験!
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「もぎさい」は、小学校から高校まで、各発達段階に合わせた内容で刑事裁判の模擬体験ができる動画教材です。証拠に基づいて被告人が有罪か無罪かを考え、裁判員制度や司法の役割について学ぶことができます。
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児童生徒が主体的に考え、議論する場を設けることで、より深い学びに繋がります。法を身近に感じ、法の役割について考える良い機会となるでしょう。
多様な法教育教材で、様々な学びのスタイルに対応
法務省は上記以外にも、多様なニーズに対応できるよう、様々な教材を提供しています。
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- 中学生向け冊子教材「法やルールって、なぜ必要なんだろう?」: ゴミ収集のルール作りやマンションのルール作りなど、身近なテーマを通して、ルールと法の関係性を考え、多様な意見を調整しながら合意形成していく力を育みます。子供たちが自らルールを作る活動を通して、ルールの必要性や役割を体感的に学ぶことができます。
- モデル授業例: これらの教材をどのように授業で活用すればいいのか、具体的なイメージが湧かないという先生のために、法務省では、各教材を用いたモデル授業の実践報告をホームページで公開しています。実際に学校現場で行われた授業の様子や、子どもたちの反応などを知ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
令和6年度中には、より多くの児童・生徒に法教育を届けるため、新たな教材の開発も進められています。その一つとして、日本一学校を回るお笑い芸人「オシエルズ」とのコラボレーション企画が進行中です。
法律の専門家にお任せできる出前授業と法教育セミナー
法務省職員や法律の専門家が学校に訪問し、法教育に関する授業や研修を実施する「出前授業」、また、法教育の担い手育成を目的とした「法教育セミナー」も開催されています。
- 出前授業: 法務局、検察庁、刑務所、少年院などの職員や保護司が、それぞれの専門分野に関する授業を展開します。契約、相続、裁判員制度、非行・犯罪防止など、多様なテーマから選択可能で、学校の実情に合わせた内容で実施できます。
- 法教育セミナー: 毎年夏休みに開催される法教育セミナーでは、専門家による講話や模擬裁判体験、教育関係者との意見交換など、実践的な研修を受けることができます。令和6年度は、著作権問題やいじめ問題など、今日的な課題についても取り上げられました。会場参加に加え、オンデマンド配信も予定していますので、全国どこからでも参加可能です。
法教育マスコットキャラクター「ホウリス君」と公式Xアカウント
かわいらしいリスのキャラクター「ホウリス君」は、法教育を広めるためのマスコット。公式X(旧Twitter)アカウントでは、法教育に関するイベント情報や教材の最新情報を発信しています(@HOURISU_KUN)。新しい教材の情報も随時発信されています。フォローしておけば、法教育の最新情報を入手できます。
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法教育は、子供たちが社会を生き抜くために必要な力を育む大切な学びです。法務省の提供する無料教材を活用して、法教育の探究的な学びに取り組んでみてはいかがでしょうか。
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教材のダウンロードや詳細情報は法務省ウェブサイトでご確認ください
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リンク先:https://www.moj.go.jp/housei/shihouhousei/index2.html
記事制作/編集部 ※本記事のドラフト作成に生成AIを利用しました。