なぜ音読の宿題で長い文を出すの?
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小学生から先生への質問を募集した「先生、しつもんです!」。その質問と回答を紹介しているよ。
先生はなぜ音読の宿題で長い文を出すのでしょうか。(ふみ・6年生)#先生しつもんです! #その他
このような質問(しつもん)をするっていうことは……
このような質問をするってことは、音読がきらいなようだね。
だいじょうぶ、大学生に聞いても、小学校のころの音読がいやだったと多くの学生が答えているよ。ゲームに熱中してると時間は短いよね。でも、つまらない話は長く感じる。「長い文」と感じるのもそういうわけだよ。
でもね。いやいやだったら文句(もんく)しか出ないよね。ぎゃくに、やる気になったら知恵(ちえ)がわくでしょ。だから、宿題を出す先生に「どうして音読の宿題を出してくれるの?」とたずねてみるといいよ。
納得(なっとく)できれば、音読が楽しい時間になって、短く感じるよ。でも、うまい説明をもらえなかったら、楽しく宿題をこなす工夫(くふう)をしたらいいよ。
時間をはかって、速さの新記録を競争するとか。好きなキャラクターの声をまねして音読するとかね。
(植草学園大学教授・横田経一郎先生)