どうして先生は、きれいに文字を書けるんですか?

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先生、しつもんです!【「Yahoo!きっず」と「みんなの教育技術」が一緒につくった子どもと先生をつなぐ場所】

京都橘大学教授

池田 修

小学生から先生への質問を募集した「先生、しつもんです!」。その質問と回答を紹介しているよ。

どうして先生は、黒板(こくばん)にも紙にもきれいに文字を書けるんですか?
どうしたらきれいに書けますか?
(字を、綺麗に書きたいちゃん・4年生)#先生しつもんです! #授業のこと

「ゆっくり」書くほどじょうたつするよ!

字を、きれいに書きたいちゃん、こんにちは。書きたいちゃんの先生は字がきれいなんだね。すばらしいね。そんな先生にならっていると、きれいな字を書きたくなるよね。

字をきれいに書けるようになるには、正しい方法(ほうほう)で、練習(れんしゅう)をつづけるのが一番。

正しい方法とは、

(1)自分が書きたいと思うきれいな字をよく見て、字の形を理解(りかい)する。線の長さ、線のむきなどをとくによく見る。
(2)きれいな字を見ながら、文字の一画に、1秒(1びょう)の時間をかけるぐらいゆっくり書く。
(3)毎日 10 分つづける。

先生も、もっとうまくなりたいので、まだ毎日 15 分は練習しているよ。
それから、きれいな字の上にトレーシングペーパーをおいて、きれいな字をなぞり書きをするのもいい練習方法。これは「摸書(もしょ)」と言って、中国でむかしからずっと行われている伝統的(でんとうてき)な練習方法だよ。
だいじなことは、ゆっくりと書くこと。ゆっくりと書く人ほど、早くじょうたつするよ。

(京都橘大学教授・池田いけだおさむ先生)

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