先生に質問(しつもん)したいことが多すぎて、先生に「また?」という表情をされます
小学生から先生への質問を募集した「先生、しつもんです!」。その質問と回答を紹介しているよ。
いつも、わたしは、先生に質問したいことが多すぎて、先生に「また?」という表情(ひょうじょう)をされるので、いつももうしわけないと思っています。なので友だちに質問してもらったりしています。どうしたらいいのでしょうか。(ぴのo( ̄▽ ̄)・3年生)#先生しつもんです! #授業のこと
すばらしい姿(すがた)だよ! 少し工夫(くふう)をしてみよう!
ぴのさんは、すごい意欲(いよく)のある子だなあ! しかも、友だちにたのむだなんて、配慮(はいりょ)もあってりっぱ!
たぶん先生は、授業(じゅぎょう)を進めることや、子どもたちひとりひとりに対応(たいおう)することで、頭がいっぱいなんだよ。
でも、「また?」という反応は、ちょっとちがう気がするな。気にする必要はないよ。だって、ぴのさんの姿こそ、すばらしい「学びの姿」だからね。
質問するタイミングを、少しくふうしてみるといいよ。
たとえば、授業の中でぎ問をもったら、その時間の中で質問して後に回さないようにしよう。それから、次の質問をするときは、先生がぜんぶ説明して、ひと息おいてからにしよう。その方が、先生に心の余裕(よゆう)が生まれるよ。
また、授業とはあまり関係ない質問なら、忘れないようにノートにメモして、休み時間に質問をすると、先生もよゆうをもって答えてくれると思うよ。
それから、まず自分で図書館やタブレットなどで調べて、それでもわからないことを聞くと、もっともっと学びが広く深くなるよ! 質問したい気持ちを、どうぞ大事にしてね!
(前埼玉県公立小学校校長・田畑栄一 先生)