突然指されると緊張して答えられません

特集
いつでも「先生、しつもんです!」

教育アドバイザー

多賀一郎

子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです!』
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「突然指されると緊張して答えられません」です。

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授業で発表することは楽しいです。ですが、自分で挙手していないときに突然指されると、ドキッっとして答えられません。みんなそうだと思いますが、少しでも緊張が和らぐ方法を教えてください。
(まー・女の子・中学1年生)
#先生しつもんです! #授業のこと

「突然当てられた時に言うこと」を決めておこう

緊張して答えられなくなる気持ちはよく分かります。突然当てられると、心の準備ができていないから、頭が真っ白になって、言葉が出なくなることもありますね。

発表のことばかり考えていると、当てられたときに強く緊張が走ります。授業中は、授業の中身のことを考えています。本当は突然当てられても、何か答えることはできるはずなのです。

あなたはまじめだから、ちゃんとしたことやまとまったことを言わなければと思うのでしょう。それで、発表できなくなってしまうのですね。

緊張を和らげる方法として深呼吸をしたり、事前に授業の予習をしておくなどもありますが、答えが出なかったときのために、
「今、考え中です」とか、
「もう少し考える時間をください」
等と言うことを決めておきましょう。そうして考え直す時間をもらいましょう。

そう言うと決めておけば、ちょっと心の余裕ができると思いますよ。発表が好きなあなたなら、だいじょうぶですよ。

(教育アドバイザー・多賀一郎先生)

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