先生がいつも同じ人ばかり当てます
子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです!』。
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「発表の時、担任の先生がいつも同じ人ばかり当てます」です。
担任(たんにん)の先生が、生徒によって対応がちがいます。発表する時も、全然当てられない人ととてもよく当たる人で大きく分かれています。このような場合は、先生に対してどう接したら良いのでしょうか。
(ワイワイ・女の子・小学5年生)
#先生しつもんです! #先生のこと
どうしたら先生が当てたくなるか考えてみよう
当ててほしいのに当たらないのは残念だよね。先生に変わってもらうのはむずかしいかもしれないけれど、どうしたら先生が当ててくれるかを自分で考えてみるのはどうかな。例えば、ものすごく笑顔で手を挙げてみたり、両手を挙げてみたり、「どうしても言いたいです!」と言ってみたり、自分で思っているよりももっとアピールしてみたら、状況(じょうきょう)は変わってくるかもしれません。
また、ふだんから人の話をしっかり聞いていたり、ノートに自分の考えをわかりやすくまとめていたりする人は、一目置かれると思うよ。
ちなみにボクのクラスでは、「ほめられ方トレーニング」ということをやっているんだ。これは、だれかにほめられた時、素直にとびきりの笑顔で喜ぶ練習です。
上手に喜べる子って、またほめられたり、なにかしてもらえることが多いですよね。きっと先生も、当てた子がとってもうれしそうにしていたら、また次も当てたくなると思います! ぜひ鏡の前で練習してみてください。
(国立大学法人東京学芸大学附属世田谷小学校教諭・沼田晶弘先生)
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