部屋を片付けることが苦手です
子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです!』。
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「部屋を片付けることが苦手です」です。

私は部屋を片付けることが苦手です。部屋を片付けて1週間ぐらいするとまたきたなくなってしまいます。机にはお母さんがたたんでくれた服と勉強道具がいっつも机の上にあります。そうすると、お母さんにガミガミ言われ、「お母さんもおこりたくないんだけれど‼」と言われます。私もガミガミ言われずに部屋をきれいにしたいのに……。どうすれば部屋を継続的(けいぞくてき)にきれいにすることができますか?
(ゆいこ・女の子・小学6年生)
#先生しつもんです! #お家の人のこと
「モノのお家」について考えてみよう
ゆいこさんはもうすぐ中学生ですね。これからいろいろなことが大きく変わるときに、片付けられるようにしたいというのは、とても素晴らしいことです。
片付けてきれいになった状態をキープしたいのですね。
まずは、モノを使ったら必ずもともとあった場所(「モノのお家」と考えてみてね)に戻すこと。毎日リセットするのは面倒くさいけれど、これがいちばん大事。なかなか戻せないというなら、場所はそこでよいかな? 戻しやすい場所はどこかな? って考えてみましょう。
次に、勉強のモノ、遊びのモノ、習い事のモノなどのエリアをちゃんと分けること。そうすると、戻す場所がとても分かりやすくなりますよ。
それから、引き出しや箱や棚にラベルを貼るのもおすすめ。マスキングテープだとはがせるので安心です。
もし、「モノのお家」が足りないという場合は、モノが多いのかもしれないので、よく使うモノだけにして、使わないモノはさよならするか、どこか他へ。小学校を卒業するときは、お部屋にあるモノを見直すチャンス。「これからも使う?」「本当に好き?」と心に聞いてみてね。
そして、お母さんにガミガミ言われないようにするというだけでなく、ゆいこさんにとって気持ちのよい部屋にしていってくださいね。
(整理収納アドバイザー・伊藤寛子さん)
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