すぐにイライラしてしまう人がいます

特集
いつでも「先生、しつもんです!」

大阪府公立小学校教諭

松下隼司

子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです!』
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「すぐにイライラしてしまう人がいます」です。

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すぐにイライラしてしまって、あっちがわるいのにぼくのいけんをひていしたり、けったりしてくる人がいるんだけど、どうすればいいですか?
(カキナ・男の子・小学2年生)
#先生しつもんです! #友だちのこと

がまんしなくていい。できることはあるよ

まず、だれかの心や体をきずつけるのは、大人でなくても子どももゆるされることではないんだよ。たとえ、同じきょうしつの友だちでも。
だから、しかたないと思ったり、がまんしたり、あきらめたりしないでいいんだよ。
あいてが「ごめんね」とあやまっても、ゆるせないんだったら「いいよ」と言わなくていいからね。

そして、たんにんの先生にそうだんしてもかいけつしないんだったら、
こうちょう先生にそうだんしてね。(ぜひおうちの人に、「こうちょう先生にそうだんして」と言ってみてね。)
カキナさんのみかたになってくれる人は、おうちの人やたんにんの先生だけでないからあんしんしてね。
学校の先生、みんながカキナさんのみかたになってまもってくれるはずだよ。

わたしにも小学生の子どもがいます。
もし自分の子どもにカキナさんと同じようなことがあったら、
たんにんの先生に言って、こうちょう先生に言って、それでもだめだったら……、きょういくいいんかいにそうだんするよ。
そして、それでもだめだったら、けいさつにそうだんするよ。
親としてぜったいにあきらめないし、ぜったいに自分の子どもをまもりつづけるよ。

(大阪府公立小学校教諭・松下隼司先生)

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