スマホやゲームを持っていなくて皆の話についていけません
子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです！』。
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「スマホやゲームを持っていなくて皆の話についていけません」です。
今、中２なんですけどスマホやスイッチを持っていません。なので、皆の話についていけません。学校や部活では楽しく過ごしたいです。なので皆の話の輪に入りたいです。どうしたら親にスマホやスイッチを買ってもらえますか？
※このアンケートは学校のタブレットで送りました。
（ピンク・女の子・中学２年生）
#先生しつもんです! #お家の人のこと
買ってもらうための交渉の前に、まずは相談してみよう
学校ではスマホやスイッチの話でもちきりなのですね。話に入りたいのに、何を話しているかわからない……。ピンクさんの気持ち、よくわかります。ただ、親にお願いする前にもう一度考えてみましょう。
ピンクさんのことを心から考えてくれる友達であれば、同じ物をもっていなくても楽しく過ごせるはずです。まずはその友達に「話に加わりたい」「親に買ってもらえなくて悩んでいる」などと相談してみましょう。
もし相談が難しいのであれば、他の友達にも目を向けてみましょう。友達はその子たちだけではありません。
また、思い切って親に悩みを打ち明けるのも一つです。友達の話題に入れなくて悩んでいることを伝えてみましょう。
大切なのは、自分をコントロールするための約束をすること。使う時間帯、勉強の時間の確保、使わないときは親に預けるなどの約束を、自分で決めて提案するのです。
お金がかかり、学校には必要のないものなので、交渉は難しさがあると思います。単にほしいだけではなく、自制心を鍛えるなどの目的を加えて交渉してみてください。買ってもらえたら有言実行はマストですよ。
（群馬県公立中学校教諭・瀨戸山千穂先生）
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