保健室登校は先生に迷惑ではないですか?
子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです!』。
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「保健室登校は先生に迷惑ではないですか?」です。
私は、保健室登校をしています。保険室の先生に負担をかけていないでしょうか。教えてください。
(メロン・女の子・小学5年生)
#先生しつもんです! #その他
保健室の先生は、いつでもあなたを応援しています
保健室の先生は、保健室登校する子を負担(ふたん)と思ったりはしません。子どもたちが、保健室で体と心を休ませて、がんばる力を充電(じゅうでん)して欲しい(ほしい)と思っています。保健室は、子どもたちにとって、体と心をほっと休められる場所であり、悩み(なやみ)やつらい事を相談したり一緒(いっしょ)に考えたりする場所でもあります。
保健室登校をしているメロンさん、つらい事や悲しい事を抱えて(かかえて)、よくここまでがんばり続けてきましたね。保健室では、保健室の先生とお話をしたり、興味のある事や得意な事をしたりして、安心して過ごして欲しいと思います。
保健室で過ごしているうちに、がんばる力が少しずつ充電できてきたら、次は「ちょっとがんばればできる目標」を立ててみませんか。他の先生と会話をすることや、好きな教科の授業にでること、図書室ですごしてみるなど、保健室から少しずつ外へと世界を広げていってほしいと思います。
保健室登校を通して、「自分に自信をもって他の人と関わり、社会(集団の中)で過ごせるようになってほしい」が、保健室の先生をはじめ周りの大人たちの願いです。保健室の先生は、保健室にいる間はもちろん、離れて(はなれて)いてもずっと変わらずあなたを見守って応援(おうえん)しています。
(沖縄県公立小学校養護教諭・喜久山聰子先生)
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