体育のダンスで異性と手をつなぐのに抵抗してしまう

特集
いつでも「先生、しつもんです!」

大阪府公立小学校教諭

松下隼司

子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです!』
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「体育のダンスで異性と手をつなぐのに抵抗してしまう」です。

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体育の時間のダンスで、異性と手をつなぐのに抵抗(ていこう)してしまいます。(あわわわわ・・・・女の子・小学6年生)
#先生しつもんです! #授業のこと

先生もはずかしい! 自分を悪く思わないで

どうか「抵抗してしまいます」なんて、異性と手をつなげない自分が悪いように思わないでください。小学6年生ですよ。思春期ですよ。幼児や低学年とは違い(ちがい)ます。

大人(教師)である私だって、ダンスの研修で異性の教員と手をつなぐことを想像したらはずかしい気持ちになります。「そんな無理させないで!」と思います。

(体育のダンスの授業でも)異性と手をつなぐことに抵抗感を感じるお子さんは、小学2年生……、いえ小学1年生でもいます。

高学年の保健の教科書にも、「異性を意識するようになる」という内容のことが書かれています。だから、小学6年生にとって、異性と手をつなぐことに抵抗感を感じるのは、自然なことです。心身が成長している証拠(しょうこ)です。何も悪くありません。

そして、ぜひ、お家の人や友達、先生にも相談してみてください。きっと先生も、授業に無理はないか、押し付け(おしつけ)感はないか考えてくださると思います。

ダンスの時間がもっともっと楽しくなることを願っています。

(大阪府公立小学校教諭・松下隼司先生)

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