自分の意見が言えません

特集
いつでも「先生、しつもんです!」

子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです!』
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「自分の意見が言えません」です。

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全てを友達に意見を合わせたり、おこっていても友達には毎回作り笑顔で話したり、すごいと思っていなくてもすごいと言って自分の本音が言えないのですが、どうしたら言えるようになりますか?
(15・小学5年生)
#先生しつもんです! #友だちのこと

自分の意見を言えません。自分の意見がまちがっているかもしれないと思うとどうしようと思ってしまいます。どうすれば良いですか。
(くらげ・小学5年生)
#先生しつもんです! #友だちのこと

わたしの言いたい(いいたい)いけんが言えません。どうすればいいのでしょう。
(ひき肉・小学1年生)
#先生しつもんです! #友だちのこと

友だちにも自分の心にも正直にいられる方法を考えてみよう

自分の本音が言えない気持ちとてもよくわかるよ。「友達が何を思うかわからない」きっとそんなところが不安なんだよね。15さんはとてもやさしい心をもっているんだなと思ったよ。だって、自分の思いよりも友達のことを大切にしているからね。

その上で1つアドバイスをするなら『思ったことを工夫して友達に伝えてみよう!』ということ。『自分が言われてうれしい言葉か?』を考えて、うれしくないのなら別の言葉を探して(さがして)みよう。きっと新しいすてきな言葉を見つけられるはずだよ。目の前で話しているのなら、表情や話し方でもきっと思いは伝わるはず。

友達にも自分の心にも正直にいてくれたらうれしいな。初めはちょっと勇気がいるけれど、言えた後には心がスッキリすると思うんだ。ぜひためしてみてね!

くらげさん、まちがうことは決していけないことではないよ。チャレンジした人にしかまちがうことはできない。まずは近くの友達に、そうやって工夫した言葉で話してみることからスタートしてみよう。

ひき肉さんは1年生ということだけど、まずは『たくさん話して(はなして)みる』ことにちょうせんしてみよう。話す相手(あいて)を2人、3人……と増やして(ふやして)いくうちに、クラスのみんなに話せるようになって、自信(じしん)になるはずだよ!

(石川県公立小学校教諭・越中谷勇志先生)

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