保健室の先生に心配されたい。声をかけてほしい
子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです!』。
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「保健室の先生に心配されたい。声をかけてほしい」です。

保健室の先生に心配されたい。気にして声をかけてほしい。今自分が生きている意味がわからなくなるほど苦しいんです。それを話したいけれど自分から勇気を出して話すことができません。声をうまくかけれる方法を知りたいです。
(みっちょ・女の子・小学6年生)
#先生しつもんです! #その他
メモを書いて渡してみるのもいいかもしれません
みっちょさん。まずは、質問という形で、つらい気持ちを教えてくれてありがとう。つらいとき、誰か(だれか)に話したり「助けて」と言ったりすることはとても大切なことです。保健室の先生(養護教諭・ようごきょうゆ)は、困っている子の話を聞いて、解決のためにどうしていけばよいか一緒(いっしょ)に考えたり、周囲に働きかけたりするのが得意です。だから、安心してみっちょさんの思いを伝えてください。
うまく声をかける方法ですが、まずは、「話を聞いて!」と言えば大丈夫(だいじょうぶ)だと思います。「保健室にいつも誰かがいて話せない」、「気持ちが整理できずどう言っていいか分からない」。そんな時は、お手紙やメモを書いて渡して(わたして)みるのもいいかもしれません。ここでの質問を見せてもよいと思います。ちょっとだけ勇気を出してみてください。ここに質問をくれたみっちょさんならきっと大丈夫です。
新潟青陵大学教授・塚原加寿子先生(元養護教諭)
▼保健室の先生に限らず、話しを聞いてくれる相談先もあるよ。きっと力になってくれるよ。
https://kids.yahoo.co.jp/event/mag/kiminokoe/#trouble
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