持久走大会があるのですが、走るのが苦手です

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いつでも「先生、しつもんです!」

子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです!』
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「持久走大会があるのですが、走るのが苦手です」です。

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学校で持久走大会があるのですが、走るのが苦手です。どうしたらいいですか?
(スタバ・女の子・小学5年生)
#先生しつもんです! #行事のこと

「走ることが好き」になれたらいいね

持久走って、息が苦しくなったり、体が重く感じてきたりして、つらいよね。持久走大会は、お家の人も見に来てくれたり、順位が出て友達にも見られたりするから、緊張(きんちょう)もするよね。それは走るのが得意な子でも、みんな同じかもしれない。だから、変えるとしたら「走るのが苦手」と思ってしまうことかな。一番大切なのは「人と比べない」ということだよ。

呼吸(こきゅう)はリズムよく、鼻からすって口からはくが基本!「スッ、スッ、ハー、ハー」とか「スー、ハー」のように、自分に合ったリズムを見つけてみてね。

最初はとちゅうで歩いてもOK! 少しずつ走り続けられるようになることが大切だよ。カレンダーやカードなどに走った日数、距離(きょり)を記録していくと、自信につながっていくと思うよ。

もしできるなら友達や家族といっしょに走るのがおすすめ! だれかといっしょだと、つらいとき、サボってしまおうと思っても、「がんばろう」とはげまし合えるよね。おしゃべりをしながら、ゆっくり走ると楽しく走れるよ。

「人と比べて、走るのが得意」でなく「自分は、走ることが好き」と思えるといいね。

(栃木県公立小学校教諭・下野誠仁先生)

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