自信がなくて、いつもオドオドしてしまいます
子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです!』。
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「自信がなくて、いつもオドオドしてしまいます」です。
タブレットなどを忘れたり、体育での集合場所を間違え(まちがえ)たりして迷惑(めいわく)をかけることが多く、友達や先生に申し訳ないです。私は友達より可愛くないし、頭も良くなくていつもオドオドしているので、欠点だらけでいつも迷惑をかけてばっかりの自分がいやになります。親や担任の先生には勇気がなくて話せません。どうしたらいいですか。(柴犬・女の子・中学1年生)
#先生しつもんです! #クラスのこと
先生もそんな一人です
柴犬さんは自信がなくて悩んで(なやんで)いるんだね。自信って、あるものではなく、やった後にわいてくるものなんだよ。だから自信があって生きている人なんてほとんどいない。それが事実です。
さて、忘れ物が多いとか間違えるとか、自分の欠点(苦手なこと)が大きく見えるんだね。まず、苦手なことがない人はいないという事実を受け入れること。苦手があるから得意があるのです。逆に、苦手がない人は得意なことがない人です。柴犬さんは自分の苦手ばかりを見つめているよね。そちらは気を付けながらもちょっと置いておいて、自分の得意なことに集中すること。得意なことが大きくなれば苦手なことは目立たなくなる。苦手なことはなくさなくていいんだよ。外見だって可愛くないって思っているのは自分だし、自分の好きなところを探して磨き(みがき)をかける。そうすれば可愛くないと思っているところも小さくなる。
そして、柴犬さんの気持ちがわかる人はごまんといる! みんな自分に自信がなくて悩んでいるんだよ。実は私もその一人です!
(元新潟県公立中学校教諭・堀川真理先生)
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