友だちに真似をされるのがいやです
子どもたちから質問を募集し、先生の回答とともに紹介する『先生、しつもんです!』。
子どものみなさんはもちろん、大人のみなさんも自分ならどう答えるか、考えて読んでくださいね。
今回の質問は、「友だちに真似をされるのがいやです」です。
わたしの友だちが、いつもわたしの真似をしてきます。どうしたらいいでしょうか?
(にんじん・女の子・小学4年生)
#先生しつもんです! #友だちのこと
「自分らしさ」に目を向けて、話してみよう
きっと、最初は、おそろいだね!! が楽しかったりうれしかったりしたことでしょう。段々と、それが嫌(いや)になる瞬間(しゅんかん)が出てくること、私もよーくわかります。そういうことって、あるんですよね。自分らしさ、あなたらしさに目を向けたいですね。
「私の真似(まね)をしてくれてるのは、私が好きだからだよね?」と確かめてみるといいですよ。友だちが真似をしている自覚がない場合もあります。そのときは、
「実はね、あんまりうれしくないんだ」
「私はこれからも友だちでいたいから、私の真似をして、あなたらしさがなくなるのはうれしくないんだよね」
と話してみてはどうでしょう。その時に、私と違って(ちがって)、あなたはこんなステキなところがあるよ! と、よいところをたくさん伝えてあげてほしいと思います。
真似をすることは悪いことではありません。でも、気をつけないと、相手に不快(ふかい)な思いをさせてしまうこともあります。お互い(おたがい)の、自分らしさを大切にして、これからも仲良くしたいよ! というメッセージを伝えてみましょう。
(佐賀県公立小学校教諭・小倉美佐枝先生)
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