最初に学級のルールを決め、その ルールを定着させる ことが大切です。また、ある活動を導入して、うまくいかなかったり 、不利益な子が出たりするときは、 子ども同士がその問題に気づき、新たなルールづくりができるように指導すること が求められます。
● ポイント1:学級のルールを決める
集団活動を行う中で、ルールは欠かせません。最初に、子どもの同意を得たうえで、学級のルールを決め、そのルールを定着させることが大切です。
● ポイント2:ルールが徹底しない時こそ、集団が高まるチャンス
みんなで決めたルールでも、現実には徹底されないこともあります。その時、誰かが悪いと個人攻撃になることは絶対避けなければなりません。大切なクラスの一人ひとりがいやな思いをしないようにするためには、どうしたらよいかをみんなで真剣に考えるチャンスです。自分たちで乗り越える経験は、集団を高めることに直結します。
● ポイント3:必要に応じて学級のルールを改変する
教師がよいと思っていることでも、学級の実態に合わないと、子どもとのすれ違いが大きくなることもあります。ある活動を導入して、うまくいかなかったり、不利益な子が出たりするときは、子ども同士がその問題に気づき、ルールを変更することができるように指導することが大切です。