【小五社会科の授業アイデア】

公立小学校で5年生の担任をしています。11月に社会科のこれからの工業生産とわたしたちの単元で研究授業をします。どの時間にどんな資料提示をすれば、主体的対話的で深い学びを促せるか考えています。教科書は東京書籍です。何かアドバイスはありますか?

子どもたちの意欲を高める「学習問題」をぜひ作ってください

回答者:私立小学校教諭  長瀬拓也

主体的、対話的で深い学びは一単元だけでは達成できるものではありません。子どもたちが日々の社会科を含めた授業の中で、話し合い、深めあっていくことで学びがより豊かになります。そのため、普段から疑問に思ったことを出し合い、お互いに深め合う授業を目指していくことが求められます。そうした継続した子どもたちの姿を、研究授業で見せることができればよいですね。

その上で、まずこだわるとよいことがあります。それは、学習問題です。子どもたちが興味や関心を持っていることに着目して、子どもたちが「調べてみたい、考えてみたい」単元を通して学べる学習問題をぜひ作ってみてください。

その学習問題を作ることができたら、次は資料への追究になります。教科書の内容を参考にしながら、工業生産に関わる「人」にこだわってみてください。学区にそうした工業生産に関わる人や工場があれば、取材などして、その様子を資料化していくと子どもたちは身近なこととして関心を強めます。

私は、以前、この単元で、地元の部品工場を取材し、教材にしました。ねじ一本作るのにさまざまな工夫があることに気づき、子どもたちも驚いていました。人や地域の営みを工業生産に重ねていくと、子どもたちの切実な思いが高まっていきます。

ぜひ子どもたちと有意義な時間を過ごしてください。

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