【教頭の定期考査チェックが厳しい】

公立中学校で美術の臨時講師をしています。2年生所属で、担任はしていません。 教頭先生に「あり得ないくらい細かい」定期考査のチェックをしていただいているのですが、何でここまでというくらい細かくて、辛いです。(ポコ先生・40代女性)

評価の根拠について再確認しておきましょう

回答: 元中学校校長、「全国教育交流会」代表 中野敏治

管理職の定期考査のチェックがあまりにも細かすぎるとの相談ですね。できることとして、二点、アドバイスさせていただきたいと思います。

一つめは、教科の性質が関係しています。

ポコ先生の学校規模はわかりませんが、多くの中学校では、美術科や音楽科を担当する先生は、一人だけのことが多いです。

定期考査の際、複数人で担当している教科の先生は、お互いにチェックすることができますが、先生が担当している美術科は、自分以外が確認することないまま、進行することが多いかと思います。

そこで、管理職からチェックを受ける前に、一人教科担当者同士で(例えば音楽科の先生と美術科担当のポコ先生とで)、定期考査をチェックし合ってはどうでしょうか。

誤字や脱字、そして解答欄についてなど、定期考査を作成した自分とは違う目で見てもらうと、思わぬことに気づけるものです。

二つ目は、評価の根拠を明確にしておくことが重要になります。

学期末に、評定を記入した通信表を生徒に渡します。その通信表には観点別の評価が載せられています。年度始めには評価のシラバスなどを作って、観点別のウェイトや、それぞれの観点を作品や定期考査など何を使って評価をするのかが、具体的に分かるようになっていると思います。

美術科では、作品の評価も大きなウェイトを占めているでしょう。定期考査の問題も観点別の問題で作られていると思います。それらについて、もう一度確認してみましょう。

ここまで準備しておけば、根拠が明確ですから、定期考査のチェックをしてもらうことにも自信を持って臨めると思います。そして、管理職から何を指摘されても、その指摘が適切なものなのかどうかがわかると思います。

適切なものであれば今後のためになりますね。適切でなかったら、その根拠を具体的に提示して、丁寧に説明するようにしてみてはどうでしょうか。

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