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3年体育 楽しいな!うれしいな!もぐって うかんで スイスイスイ ~水泳運動~

2019/6/21

はじめの段階:指導例

《指導のポイント》~運動に意欲的でない子供のために~

水に対する恐怖心や違和感を抱く子供もいます。低学年での水遊びで行ったことやゲーム的な要素のある運動を取り入れながら、友達と共に進めていきましょう。

【水に慣れよう】

水かけ
腰掛けばた足
水中じゃんけん
石拾い

何個拾えるかな? 何秒でできるかな? 何回連続でできるかな?

バブリング
ボビング

自分に合った課題に挑戦し、活動を工夫したり、友達に伝えたりしよう

【もぐる・浮く運動 ~いろいろなもぐり方~】

プールの底にタッチ

息を吐きながらもぐろう。

水中に体を沈めるには、息をどうしたらいいのかな?

【もぐる・浮く運動~いろいろな浮き方~】

《指導のポイント》

いろいろな浮き方ができたら、変身浮きやより長く浮いていられるように挑戦しましょう。集団で呼吸を合わせると、楽しさが広がります。

もぐり方や浮き方を紹介したり、真似たりしてみよう。

ビート板を使うと何秒できるかな?

力を抜いておなかを突き出す感じにすると、浮きやすいよ。

手足の力を抜くといいよ。

力を抜いて、水を感じてね。

【浮いて進む運動 ~け伸び~】

全ての泳ぎの基本となるので、丁寧に指導しましょう。

《指導のポイント》~運動が苦手な子供のために~

体を一直線に伸ばすことが苦手な子供には、補助具や友達の手につかまり、大きく息を吸って伏し浮きになるまで待ちましょう。プールの底や壁を強く蹴ることができない子供には、距離を友達と競争したり、自己の記録を伸ばしたりする場をつくりましょう。

【伏し浮き姿勢で続けて進もう】

け伸びにつながるように、友達に手を引かれたり、足を押されたりした姿勢で進みます。

あごを引くといいよ。大きく息を吸って、伏し浮き姿勢になるまで待とう。

【体を一直線に伸ばした姿勢で進もう】

腕を耳に付けるようにして伸ばし、視線は水底を見ます。一番大切なのは、体の力を抜くことです。

遠くに進むには、どうしたらいいかな?

【体を縮め、両足をそろえてから壁を蹴って進もう】

け伸びロケットで、誰が遠くまで進むか競争しよう。プールの壁を両足で蹴ろう。

やや進んだ段階:指導例

自分に合った課題に挑戦し、活動を工夫したり、友達に伝えたりしよう

【もぐる・浮く運動 ~簡単な浮き沈み~】

顔を上げるときに、腕を水中に下げるよ。

自分で考えたもぐり方や浮き方を紹介しよう。

息を止め、友達に背中を押し沈めてもらおう。友達のよい動きの真似をしてみましょう。

【浮いて進む運動~初歩的な泳ぎ~】

《指導のポイント》

正確なキックや腕のかきにこだわらず、水の中を進む心地よさを味わうことができるように指導しましょう。

【補助具を使って進もう】

ももを使って足首を伸ばすように蹴るよ。

足の裏で水を押すように蹴るよ。

【面かぶりで進もう】

【手足をバランスよく動かし、呼吸しながら進もう】

〈クロール系の息つぎ〉

水を押すように手を大きくかきます。息つぎは空が見えるように体全体をひねります。

〈平泳ぎ系の息つぎ〉

胸の前に水を集めるように水をかきます。肘が体の横にきたら、顔を上げて息つぎをします。

【楽しみながら動きを身に付けるための場の工夫例】

《指導のポイント》 ~運動に意欲的でない子供のために~

距離や時間など明確な目標をもつように助言したり、課題を掲示したりしながら挑戦する場を設け、友達と見合ったり、一緒に解決する活動を取り入れましょう。また、動きのよさや課題を伝え合う場面もつくりましょう。

力いっぱい、ばた足をしているね。

キックがすごいね。

すごく進めるようになったね。

手のかき方が上手になった。

調査官からのワンポイント・アドバイス

国立教育政策研究所教育課程調査官 高田 彬成

水泳運動

三年生の水泳運動は、け伸びや初歩的な泳ぎなどの浮いて進む運動と、背浮きや簡単な浮き沈みなどのもぐる・泳ぐ運動で構成されています。

浮いて進む運動では、伏し浮きからけ伸びをしたり、補助具を用いてばた足やかえる足の動きや、クロールや平泳ぎのストローク(手の動き)をしたりして楽しみます。け伸びは、クロールや平泳ぎなどの近代泳法につながる大切な動きであるため、特に丁寧に指導することが大切です。

もぐる・浮く運動では、いろいろなもぐり方や浮き方をしたり、簡単な浮き沈みをしたりして楽しみます。水の特性を踏まえ、もぐったり浮いたりするための課題に取り組み、水に親しむ楽しさや喜びを味わえるようにすることを目指しましょう。

安全に関する指導は、生命にかかわることから、特に入念に行うとともに、教師による監視体制等の役割分担を確実にしておきましょう。

イラスト/たなかあさこ・横井智美
『小三教育技術』2018年7/8月号より

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